制作風景
- yaho604
- 2015年10月26日
- 読了時間: 2分
展示まであと2週間となりました! 現在も絵に手を加えたり、広報したり、ブログ更新したり、いろいろと準備しています! あと、とても緊張してます…。
今回は制作風景を少しだけUPしようと思います!
今回の展示は大画面作品と、小作品たちが並びます。
4月にベラルーシから帰ってきて、まずは大画面作品の制作を始めました。

今回のような大きいパネルを作ったのは初めてで、木材の長さを間違えて切ったり(毎回必ずやりますが)その他失敗もたくさんしてめちゃくちゃ頭使いました。 数の世界が大嫌いなので、未だに計算苦手です…。 あと正直、失敗する事よりもお金が無くなっていくほうが深刻でした。(笑)
時には、寝ながら考えたり寝たりそしてパパラッチされたりと、いろいろありましたがこれは7月ぐらいの写真で、今は完成しているのでご心配なく!!!!

ちなみに私は日本画を専攻しています。 日本画って?とよく聞かれますが、簡単に言うと絵画の分類は、画面に色(顔料)をつけるときの接着剤が何かで分けられます。 例えば、油絵だったら顔料と油を混ぜた絵の具(油絵具)を使って描く。という感じです。
日本画は膠(にかわ)といわれる動物由来のゼラチンを接着剤として使います。膠は数日で腐ってしまうためチューブなどに保管できないので、顔料と膠は絵を描くときに初めて混ぜます。 ちなみに顔料は貝殻を粉状にしたもの、石を砂状にしたものなど、自然に近い形の素材が使われます。 これはあくまでオーソドックスな素材たちなので、科学が発達した現代では膠に代用される腐らない接着材もたくさんあります。

日本画の絵の具たち
私は、この素材たちが自然をより肌で感じさせてくれる気もして、描いていると癒されたりしています…。 興味のある方は是非日本画の素材で絵を描いてみてください~^^
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